遠い昔のはなし

幼い頃は片親の仕送りだけで生きてきた。


もちろん金の管理能力なんてないので 他人が世話してくれたが。


裕福な家庭じゃないので、仕送りも大変だったのは知ってた。


その世話する他人も3人は変わった。



色々いたが、当然暴力的な人もいれば 完全放置の人もいた。


3番目の人は比較的人間らしい扱いをしてくれた。


これまた当然のようにして中学行く頃には 道を外していた。


中学2年の頃には喧嘩好きな知人や、仲良かった知人らとチームを作って単車に乗っていた。


そう暴走族になっていた。


後輩やなんだと中2の頃には100人程に膨れ上がっていた。


そんな中2の冬休み シンナー、窃盗、傷害等で警察に目を付けられてたのもあって


親元に引き取らされた。


初めて知ることとなった親の仕事は水商売だった。


私は年齢偽ってその日からボーイをすることとなった。